ジャニーズ特集

2011年2月24日木曜日

辻仁成がおばさん化していく謎が「GINGER」で明かされる!?

「GINGER」(幻冬舎)4月号



辻仁成がおばさん化していく謎が「GINGER」で明かされる!?

三度目の表紙登場となる平子理沙師匠ですが、今まで「GINGER」(幻冬舎)は彼女が出ると異常なまでの持ち上げっぷりを見せてきました。それは今月号でも然りで、「この人はどれだけ可愛く進化し続けるのだろう」などと感情込めまくりの絶賛の嵐。編集部にファンがいるのかもしれませんが、それにしても倉木麻衣が表紙になった号とテンション違い過ぎやしません? そして、今月はやけに韓国関連の広告が多いな、と思ったら、平子理沙がナビゲートする韓国旅行特集までありました。40歳にして"永遠の少女"平子理沙に憧れつつ、4月号を見ていきましょう。

<トピック>
◎平子理沙がナビ!「食べまくってキレイになる秘密の韓国旅行」
◎安くておしゃれな春トレンド服大図鑑
◎芸能人 真似っこメイク講座

■女なら横漏れを気にせず、白パンツを履くべき!

春トレンドは、とにかく「白」。誌面にも白シャツに白パンツ、白コートに白い靴など、白いアイテムがわんさかです。でも、真っ白い服って、定番アイテムにも関わらず何気にハードル高いんですよね......汚れ目立つし。でも、白パンツを颯爽と着こなす山田優や西山茉希といったGINGERモデルたちを眺めていると、「経血が横漏れしたらどうしよう」などとためらう女なんて、絶対に幸せになれない気すらしてきます。今年の春は、女としての幸せを取るか、経血が漏れても目立たない服を取るか、試されそうな予感です。

また、メイク特集「芸能人 真似っこメイク完全講座」では、井川遥、西山茉希、平子理沙などの憧れ顔になるためのメイク術を紹介。女性誌ではよくある企画ですが、特筆すべきはその素晴らしいクオリティー。芸能人の写真と、メイクで似せた無名モデルの写真を並べているのですが、間違え探しかと思う程に酷似。クオリティが高過ぎて、いい意味で気持ち悪いです。

そして恒例企画「GINGER OLのOn&Offギャップ大賞」では、6名の読者がオン&オフ時それぞれのコーディネートと、鞄の中身を披露。会社では"大人の女"風でも休日は甘々だったり、休日だけつけまつ毛を付けたりと、皆さんセルフプロデュースに余念がないようです。しかしこの平和な記事に、見た瞬間、身震いせずにはいられない写真が。「字がきれいな人に憧れ、去年12月から書道教室へ通い始めました」という30歳の読者が半紙にしたためている字が「結婚」の二文字なのです。30歳女性が筆で「結婚」と書いているだけの光景に、こんなに恐怖を感じるとは思いませんでした。

■辻仁成が石原真理化しています

インタビューコーナーに、女優の石原真理が登場! と読み進めていくと途中で彼女は石原ではなく辻仁成だったということが判明しました。ロックバンド「ZAMZA」結成以降、辻先生のビジュアルがおばさん化しているのは『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で見て知っていましたが、その行き先が石原真理だったとは......。似過ぎて恐い。

ちなみに辻先生は、新刊『ぼくから遠く離れて』が幻冬舎から発売されるということでの登場。その本の内容は「"強制女装"の世界に導かれた普通の男のコが、いつしかジェンダーの壁を越え、男性、女性という旧来のカテゴリーを超えた、自分なりの"自性"への扉を開いていく」というXジェンダーをテーマにした恋愛小説とのこと。もしかしたらこの本には、現在の辻先生のおばさん化の謎を解く、重要なヒントが隠されているのかもしれません。

他にもダイエット企画やお弁当特集など、いつもに増して盛りだくさんだった「GINGER」4月号。3カ月間に渡り募集を煽りまくっている「GINGERスターオーディション」ですが、以前もお伝えした通り、モデル・文化人・お笑いなどジャンルレスで募集しているため目的はかなりぼんやり。案の定、今月の募集ページには「編集部に多く寄せられた質問にお答えします!」という見出しがありました。しかし、一番気になる「受かったらどうなりますか?」の質問にも、またもや「あなたの持ち味に合わせた新しいフィールドに挑戦していただきます」との煮え切らない回答。こうなったら、もう黙ってオーディションの行く末を見守ることにします(4月10日に審査結果が発表になるとのことです)!
(林タモツ)