アイドルなのにセックス・妊娠・レズ......なんでもアリのAKB48ドラマ 過激路線で高視聴率ゲット!? (メンズサイゾー)
2月26日よりスタートし、9夜連続放送中の深夜ドラマ『桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~』(日本テレビ系)。タイトル通り、AKB48のメンバーが出演した学園ドラマで、卒業をテーマにした連作ショートストーリーになっている。メインとなるのは、大島優子、板野友美、小嶋陽菜、柏木由紀、前田敦子と高橋みなみ、そして渡辺麻友と宮澤佐江の8名だ。前田以外は同じクラス(高校三年生)の友人同士だが、卒業を間近に控えて問題が勃発し、それぞれが主役となる物語が同時進行していく。
26日の放送では、彼女たちのクラス担任であり前田敦子の父親役でもある上川隆也が、ガンで余命わずかであることを告白する「余命3カ月の先生」、そして大島優子が進路について悩む「優子の決断」がオンエアされた。続く27日は、オシャレで男をとっかえひっかえ手玉にとる女子校生を板野友美が演じる「イケテル板野」、彼氏の子どもを妊娠してしまった小嶋陽菜が苦悩する「陽菜、ママになる!?」、学校にも家庭にも居場所がなくリストカットを繰り返してしまう柏木由紀の孤独を描く「ひとりぼっちの由紀」の3本。ここまでわずか2日間の放送だが、その内容がアイドルらしからぬ過激さに満ちていると、すでに評判になっている。
たとえば「イケテル板野」では、冒頭から女子校生のエロ会話が全開。昼休み、クラス内で自他共に認めるエロキャラの板野友美が、河西智美、高城亜樹、仲川遥香に「あれから彼氏とどうなったの?」「ヤッちゃったんでしょ?」などと質問攻めにされ、「1回だけ(ヤッたけど)でも下手くそだったな~。マズい牛丼屋みたい。安い、早い(笑)」「うまい、って自慢する男に本当にうまい奴っていないんだよね~」「男って寝てみないと分かんないじゃない?」とペラペラ喋る。さらに、初Hの感想を「歩きにくいなって思ったくらいで全然感動なんてしなかったけど」と明かす始末。
「彼氏にHしようって言われたけど、小さい胸が恥ずかしくてブラジャーを外せない」と悩む仲川に、「男は大きさなんてそんなに気にしてない。それよか、感度が大事」「イッちゃうには、男のテクも大事だけど女も修行しないとね」とアドバイス。おまけに放課後、自宅で仲川の胸を揉んだり、セックス中の態度を指南するなど先輩風を吹かせてエロ指導に励むのである。一方で、このようにヤリマンぶる板野が、実は男性経験に乏しいのではないか、と憶測させるような演出が随所に散りばめられており続きが気になる構成でもある。
また、「陽菜、ママになる!?」で、胃の調子が悪いという小嶋陽菜に、「妊娠してるんじゃない?」と訊ねるのは、このほどAKB卒業が発表されたまだ15歳・中学3年生の奥真奈美である。結局、産婦人科で検査の結果、小嶋は妊娠8週であることが判明。「彼氏に迷惑がかかる」と戸惑う小嶋に、友人役の秋元才加は「当たり前じゃん。自分が無責任に中出ししたんでしょ?」と憤るが、奥は「私は中絶したよ」「中絶同意書は偽造した。誰がパパか分かんなかったからなんだけどさ」と言ってのけた。
さらに28日放送予定の「麻友の危険な友情」では、予告動画で渡辺麻友と宮澤佐江が唇と唇を重ねるレズシーンがオンエアされており、期待を煽っている。
こうした過激演出が功を奏したのか、深夜24時台の放送にもかかわらず、視聴率は好調。26日は平均6.9%、27日には平均7.9%を記録した(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。プライムタイムのドラマでも10%台に届かぬ視聴率を嘆いている昨今。たとえば今期放送中の北川景子主演『LADY』(TBS系)は、金曜22時台の放送であるが、第4話で6.8%、25日放送の第8話でも7.2%とAKBドラマをも下回っている。AKBドラマがこのまま最終回まで勢いを保てば、ますます彼女たちのコンテンツとしての評価を上昇させることになるだろう。ただし、「恋愛禁止」をウリのひとつとしており、正統派アイドルとしての側面が強い彼女たちにこうした演技をさせることは、一部のファン離れにもつながりかねない。このドラマが結果として「黒歴史」にならなければよいのだが......。
2月26日よりスタートし、9夜連続放送中の深夜ドラマ『桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~』(日本テレビ系)。タイトル通り、AKB48のメンバーが出演した学園ドラマで、卒業をテーマにした連作ショートストーリーになっている。メインとなるのは、大島優子、板野友美、小嶋陽菜、柏木由紀、前田敦子と高橋みなみ、そして渡辺麻友と宮澤佐江の8名だ。前田以外は同じクラス(高校三年生)の友人同士だが、卒業を間近に控えて問題が勃発し、それぞれが主役となる物語が同時進行していく。
26日の放送では、彼女たちのクラス担任であり前田敦子の父親役でもある上川隆也が、ガンで余命わずかであることを告白する「余命3カ月の先生」、そして大島優子が進路について悩む「優子の決断」がオンエアされた。続く27日は、オシャレで男をとっかえひっかえ手玉にとる女子校生を板野友美が演じる「イケテル板野」、彼氏の子どもを妊娠してしまった小嶋陽菜が苦悩する「陽菜、ママになる!?」、学校にも家庭にも居場所がなくリストカットを繰り返してしまう柏木由紀の孤独を描く「ひとりぼっちの由紀」の3本。ここまでわずか2日間の放送だが、その内容がアイドルらしからぬ過激さに満ちていると、すでに評判になっている。
たとえば「イケテル板野」では、冒頭から女子校生のエロ会話が全開。昼休み、クラス内で自他共に認めるエロキャラの板野友美が、河西智美、高城亜樹、仲川遥香に「あれから彼氏とどうなったの?」「ヤッちゃったんでしょ?」などと質問攻めにされ、「1回だけ(ヤッたけど)でも下手くそだったな~。マズい牛丼屋みたい。安い、早い(笑)」「うまい、って自慢する男に本当にうまい奴っていないんだよね~」「男って寝てみないと分かんないじゃない?」とペラペラ喋る。さらに、初Hの感想を「歩きにくいなって思ったくらいで全然感動なんてしなかったけど」と明かす始末。
「彼氏にHしようって言われたけど、小さい胸が恥ずかしくてブラジャーを外せない」と悩む仲川に、「男は大きさなんてそんなに気にしてない。それよか、感度が大事」「イッちゃうには、男のテクも大事だけど女も修行しないとね」とアドバイス。おまけに放課後、自宅で仲川の胸を揉んだり、セックス中の態度を指南するなど先輩風を吹かせてエロ指導に励むのである。一方で、このようにヤリマンぶる板野が、実は男性経験に乏しいのではないか、と憶測させるような演出が随所に散りばめられており続きが気になる構成でもある。
また、「陽菜、ママになる!?」で、胃の調子が悪いという小嶋陽菜に、「妊娠してるんじゃない?」と訊ねるのは、このほどAKB卒業が発表されたまだ15歳・中学3年生の奥真奈美である。結局、産婦人科で検査の結果、小嶋は妊娠8週であることが判明。「彼氏に迷惑がかかる」と戸惑う小嶋に、友人役の秋元才加は「当たり前じゃん。自分が無責任に中出ししたんでしょ?」と憤るが、奥は「私は中絶したよ」「中絶同意書は偽造した。誰がパパか分かんなかったからなんだけどさ」と言ってのけた。
さらに28日放送予定の「麻友の危険な友情」では、予告動画で渡辺麻友と宮澤佐江が唇と唇を重ねるレズシーンがオンエアされており、期待を煽っている。
こうした過激演出が功を奏したのか、深夜24時台の放送にもかかわらず、視聴率は好調。26日は平均6.9%、27日には平均7.9%を記録した(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。プライムタイムのドラマでも10%台に届かぬ視聴率を嘆いている昨今。たとえば今期放送中の北川景子主演『LADY』(TBS系)は、金曜22時台の放送であるが、第4話で6.8%、25日放送の第8話でも7.2%とAKBドラマをも下回っている。AKBドラマがこのまま最終回まで勢いを保てば、ますます彼女たちのコンテンツとしての評価を上昇させることになるだろう。ただし、「恋愛禁止」をウリのひとつとしており、正統派アイドルとしての側面が強い彼女たちにこうした演技をさせることは、一部のファン離れにもつながりかねない。このドラマが結果として「黒歴史」にならなければよいのだが......。