木村カエラ、赤ちゃん抱え涙…自殺した瑛太父を襲った病魔とは (夕刊フジ)
16日に自宅マンションで首つり自殺した俳優、瑛太(28)の父、永山博文さん(享年55)の密葬が19日、東京都板橋区内の斎場で営まれた。新作映画のロケ地、山形・最上町から緊急帰京した次男の瑛太や、三男の俳優、永山絢斗(21)、昨年9月に結婚した瑛太の妻で歌手、木村カエラ(26)も同年10月に誕生した長男を抱えて参列した。関係者によると、博文さんは体調不安を抱え、店主を務めていた焼き肉店の経営状態を気にしていたというが、店の評判はどうだったのか。
板橋区内の地下鉄三田線西台駅高架下にある「炭火焼肉ホルモン 瑛斗弥(エドヤ)」は、地元で人気の店だった。
「庶民的な住宅街の中ではモダンな内装。女性グループも目立った。俳優として活躍する自慢の息子2人の名前を店名に取り入れ、常連客もそれを知っていたが、息子の知名度に頼る店ではなかった」
そう話すのは常連の男性(46)。
大手グルメサイトの「ぐるなび」や「食べログ」のほか、個人ブログでも数多く取り上げていた。
「安くて鮮度バツグン」「一皿300円。低価格でもしっかりしたホルモン」「目の前の七輪で焼くスタイル」「壺漬けハラミが特に気に入った」「タレは3種。胡麻油、辛味噌、抹茶塩。色々味の変化を楽しめるからいいね」…。好意的な書き込みばかりで、1時間かけて来店する客もいるほど。「待たされる」「(都心からは)行きづらい」という声も人気の裏返しだった。
ところが、博文さんを病魔が襲う。関係者によると、頸椎のヘルニアで手術を受けたが、術後の経過が思わしくなく、不眠がちだったという。
近所の商店主が語る。
「店の評判は良かったが、板橋は都内でも有数の商店街の密集地で競争が激しいんです。チェーンの飲食店のような一括仕入れができない個人商店は“安くて良いもの”を出すために血のにじむ努力をしています。事情はよく分かりませんが、新婚の息子に迷惑をかけたくなかったのでは」
売れ出すと、すぐ子供を食い物にする親が少なくない芸能界で、律儀すぎたのだろうか。なんともやるせない話である。