「くたばっておしまいなさい!」岡田准一の指導者がファンを挑発?
フジテレビの連続ドラマで人気を博し、映画へと発展したV6・岡田准一の主演作『SP』。昨秋に公開された「野望編」はすでに興収35億円突破の大ヒットを記録しており、今春公開の「革命編」でも好成績が期待されているのだが、そんななか、24日に行われた試写会をめぐって、ファンとある人物との間で"騒動"が持ち上が っていたという。
その人物とは、ブルース・リーが創始した武術「ジークンドー」及びフィリピン武術「カリ」のインストラクターを務める中島太氏。岡田が武術習得のために通ったIUMA日本振藩國術館・新宿支部の代表であり、"師匠"の留守中には代理で稽古をつける先輩的な立場でもある。そんな背景もあり、氏のツイッターには岡田ファンと思われるフォロワーが増加。中島氏も、ファンの期待に応えて岡田の様子をタイムリーにつぶやくなど、両者の間では、しばらくの間なごやかな空気が流れていたのだが.....。
「最初は素直に岡田くん情報を楽しんでいたんです。が、あまりにも無防備に情報をつぶやいている点と、そのくせファンをからかっているような態度が見え隠れするのが引っ掛かるようになりました。決定的に違和感を感じたのは、うちわについてのつぶやきですね。発言そのものに加え、ファンを小馬鹿にするようなあしらいに唖然としました」(中島氏のツイッターをフォローしている岡田ファン)
問題となった"つぶやき"は2月15日のもの。「(岡田くんと会ったとき、試写会に)『うちわを持っていこうかな』と言ったら『それはやめてもらえますか』と言われました」という中島氏。その後も「ショップに仕入れに行こうかと」「もう腕がちぎれるくらい振るのに」と、ノリノリになっていく姿に不安を覚えたファンが「本気でやめてください」と訴えると......
「何をマジになっておられるの? 冗談に決まってるやないですか(笑)」
「なんかワシの団扇ネタにお怒りの方々がおられるようですが、そんな事言われたら余計面白くなってしまうではないか(笑)ユーモアのセンスが無い方はくたばっておしまいなさい!オホホホホ♪」
と反撃。軽い冗談を注意されたのが気に障ったのかもしれないが、その受け止め方もやや大人げないような.......。ちなみに、ジャニーズファン=うちわの印象が強いかもしれないが、実はコンサート以外のイベントや舞台でのうちわはご法度。他の出演者や関係者の迷惑になるという理由で、ファンの間に「うちわNG」という暗黙のルールが存在している。今回「やめてください」とファンが訴えたのも、そうしたルールを知らないフォロワーが、彼の言葉に影響されて試写会にうちわを持ち込むことを懸念してのものだったようだ。
もちろん、そんな事情を知らない中島氏にとっては「ジャニーズ=うちわ」というのが素直な発想であり、最初の発言自体にも悪気はなかったはず。しかし、その後の対処がマズかった。
「『くたばってしまいなさい』なんて、武術を指導する立場の人間が口にしていい言葉と思えません。笑えない冗談なんてただの悪ノリでは。そもそも、岡田くんファンがたくさんフォローしてることも認識してるはずなのに、そのファンをバカにするような態度を取るなんて本当に残念です」(同前)
また、岡田の稽古日などプライベート情報が得られるツイートも多く、ジャニーズタレントのような熱狂的ファンを持つ芸能人を指導する立場としては自覚が足りないような気もしてしまう。先のツイートについては、翌日に「まぁ、たしかにさっきのはちょっとやり過ぎだったね(笑)」と反省のそぶりを見せていたものの 、「あなた方のルールに縛られる必要は無いって事」と締めくくっており、その後も「ゆんべ、稽古場の向かいのコンビニの中で、稽古場の入り口をウットリ見つめながらケータイを構えてる妙齢のご婦人がおられました。...気持ちはわかるけどやめた方がいいと思う。」とツイート。件の試写会の前にも「ワシは『関係者』なんでノンビリでよいのです♪」と長時間並ぶファンを刺激するような発言も飛び出し、今後も岡田ファンとの間でひと悶着ありそうな気配。
ともあれ、シリーズ集大成となる『SP 革命編』は3月12日公開。公開前の3月5日には「革命篇」の前日の様子を描いたスペシャルドラマ『2夜連続「SP」スペシャル 革命前日』(フジテレビ系)の放送も決定している。前作以上の大ヒットとなることを中島氏とともに願いたいものだ。